雲は重く天を包み、こちらを威圧するかのように膨張しては、すぐに立ち去る。次々に変わる様相。
地球が一つのからだ、だとしたら、そこに棲む無数の生命はそのからだの構成物。台風や地震、火山の爆発などは、その自浄作用だろうか。いのちは簡単に失われ、景色はもろくもその形を変える。私たち、この小さい生き物たちに、なんと激しく大きい痛みをもたらす生命の働きなのだろう。
そして、開発の一言の下に、お金という幻想の下に、地を枯らし木を倒し星を蝕む「ヒト」がその癌であるとしたら、地球は生き延びることができるだろうか…。
小学生のときからの年中行事としての台風に少しわくわくしつつ、暗い空に思う。
