2010-05-27

27th May 2010 - Moura / 鳥と塔と一人の女

さてポルトガル。

心配していた火山雲の空港閉鎖もなく、14日に割りに楽にリスボンに着いてから、約二週間。
リスボンにワークショップとパフォーマンスで6日滞在、ポルトにワークショップで4日、そしてモウラという、リスボンからは南東にバスで3時間ほどの内陸部の小さい町にいます。
日曜に、町の中心にある城跡で友人とパフォーマンスをします。


リスボンからバスで来る途中、だんだんと土の色が白っぽい色から赤くなっていき、緩やかな丘陵の上にオリーブ畑が広がっていき、ほとんど北アフリカにいるような空気感があります。









「モウラ Moura」という町の名前は、「ムーア人の女 Moorish woman」という語から来ているらしく、この町には悲しいロマンチックな話が残されていて、それが町章?にもなって いる。


まだムーア人がこの地を治めていたころ、Salúquiaという統治者の娘は、ポルトガル(キリスト教信者) の軍と戦いに出た、城の軍指揮官である婚約者を城の塔の上で待っていた。だが、彼と側近たちは殺され、キリスト教の兵士たちはアラブの服をまとい城へのつり橋を降ろすように言った。Salúquiaはそれが敵だと気付かずに橋を降ろすように命じたが、敵だということがわかったとき捕らえられるよりはと塔から身を投げた。






うん、実は私、ここ二、三年より、恐怖症というものがありまして、頭上から高い高いところにものがあると落ちてき て頭に刺さるんじゃないかという恐怖症ですが、だから高い橋の下を歩くときやらビルを建設現場のクレーンの下を通るときなど息を詰めてしまいます・・・。

Salúquiaに巻き添えになってつぶされたのかもしれません。






今、鳥たちは子育ての時期らしく、コウノトリやらツバメやらがあちこちに巣を作って、親たちは忙しく騒がしく、餌を運んでいる。






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